不動産コラム [あるある賃貸]

ペット可物件はお金がかかる?

ペットというのは、家族の一員という考え方がかなり広まりました。むしろしょせん犬猫、などという態度を取る人の方がおかしな人だというくらいになったかもしれません。

ですから大切な家族として扱いたいのですが、マンションやアパートに住もうとしたらまた状況は違ってきます。ペットがいると、部屋に傷をつけられたり、鳴き声を上げたり、という近所への影響が考えられるため、差別とかそういうことではなく、入居を断られることも少なくありません。ペット可の物件を選ばなければならないのです。

単純に、ペットが可能になるということで家賃が高めに設定されることが多くなりますが、それ以外にもいろいろな注意点があります。

一番重要になってくるのは、退去時の費用に関する問題

ペットが住むということは部屋に傷がつく、といったことは管理する側にとっては織り込み済みではあるのですが、かといってその損害を無視するわけではありません。敷金以上の損害があれば、それ以上の請求をする、という契約がなされるはずです。たとえば敷金が20万円でも50万円分傷をつけたら30万円請求されるのです。

ただ場合によっては、損害について100万円だろうが1000万円だろうが、損害を直すためのお金はいくらでも払ってもらうぞ、という契約もあれば、50万円まで、などと上限金額を設定しているところもあります。もちろん信頼関係が大切ですし、賃貸物件は他人の持ち物ですからできるだけ状態良く生活をするのが当然ですが、もしもを考えて上限が設定されている方がいいでしょう。

契約書はしっかりと読む必要があります。退去した後も、いつまでもその損害の支払いをする、ということがないようにしましょう。あらかじめ床にはマットを敷く、など入居前に計画を練っておくと良さそうです。

ペットの安全に関する問題

たとえば10階くらいまであるマンションに住んだとして、もし、ペットがベランダに出たときどうなるでしょう。柵をすり抜けて落下するリスクがあります。

お風呂の問題もあります。バスルームに換気する窓がないと浴室を開けて換気することになるでしょうが、その際ペットが入って溺れたり、という心配があります。浴室とペットを分断できるところのほうがいいでしょう。
コンロなど、留守中にペットが触って危険なものをロックできるような設備もうれしいところです。

これ以外にも気づきにくい点もありますが、こうした点についてきちんと指摘してくれる不動産業者で物件探しをしていくと安心です。


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